2017年4月24日月曜日

去っていく流氷

今年も冬を飾った流氷群が春の訪れとともにオホーツク海から去って
行きました。
今年は太平洋側の海岸にも50年ぶりくらいにやってきたらしくかなり
大きな話題になっていたことが記憶に新しいです。

さて、昭和の香りを色濃く残す温泉場の紹介です。
本日は、ここを入浴せずして語れないほど昭和の香り溢れる越川温泉です。
根北峠の斜里へ降りる近辺にひっそりと存在しているこの温泉、道路沿い
に看板がないので注意していないと通り過ぎてしまうほど解りづらいです。
湯船はコンクリートで固めただけで昭和の情緒たっぷりです。
一見無料かとも思わせるこの場所は200円徴収しますが、おつりは
出ませんので注意が必要です。
特に脱衣所や休憩所は、修理をしてないみたいで昭和初期の時代に
タイムスリップしたような気分が味わえます。
なかなか味わえないこの温泉場、あと30年くらいしたらひっそりと姿を
消してしまうんだろうなあ
話は変わりますが、昨日道東に残された最後の秘境温泉の一つである
養老牛温泉の湯宿だいいちに行ってきました。
私の住んでいる所から車で15分くらいの場所にあるんですが、釣りバカ日誌
ファイナル(撮影で使用された旅館はすでに閉館しています。)
や野生のシマフクロウ(エサやってます)が観察できることで
一躍有名になったりして宿泊はいつも難しい状況です。
道東の閑散時期にあたるこの時期でもまったくそんな状況を感じさせない
くらいの盛況ぶりです。
また外国人観光客が訪れずらいので、ゆっくりとした時をすごしことができます。
入浴だけをするには、宿泊客を考慮して15時までに受付しないといけないので
注意が必要です。
温泉は川湯温泉の強烈なのはちょっと苦手な方には程よい湯船を楽しめます。
ここの売りは豊富な露天風呂が用意されていて、なかには混浴風呂も
有ります。(普通女子は誰も入っていませんけどね)
特におすすめは大きな大木をくり抜いた掛け流し湯です。
あと珍しくミストサウナが野外に用意されていることです。
この温泉場の開湯は100年ほどで歴史ある場所ですが、昔の情緒はほとんど
有りません。ですが道東の温泉場にしてもっとも快適に過ごせる場所の
一つに数えられるのは間違いないでしょう。



2017年4月17日月曜日

春明けず

4月に入って気温が上昇するにつれ雪解けも急ピッチで進んでいる
みたいですが、まだまだ屈斜路湖の氷解はずっと先みたいです。

さて先週から始めた昭和の香りを残す温泉場の紹介です。
2回目は、とにかく何もない牧草地が続く中に突然現れる温泉場で
道の宿 温泉しまふくろうです。
実はこの温泉そんなに古くないみたい(20年立っていない?)で
昭和の開業ではないですが、温泉場の作りが何故か昭和の作り臭が
とこどころに感じさせてくれます。
まずお湯は高めと低めが用意されていますが、安く作成した感満載の
湯船が何とも言えない昭和感を感じさせてくれます。
入場客の減少で閉鎖になったであろうサウナ室や空の水風呂が泣かせます。
一番すごい(何か解らないが)のは、とってもぬるい露天風呂です。
何故かとっても浅い、作成したときにこれで良いと思ったのか
理解に苦しむところです。
とにかく肩まで浸かるのに苦労します。
いろいろと問題が有りそうな温泉場ですが、逆に考えると穴場中の穴場で
有るともいえます。
とにかく温泉独り占めしたい方にはもってこいの場所かもしれませんね。

 

2017年4月10日月曜日

光降る

すごい勢いで暖かくなっていく道東、日差しの強さもどんどん増しています。
今日も春一番が吹き荒れ流れいく雲が春の訪れを告げています。

撮影は、年間を通して一番オフな感じがする時期なんです。
そこで道東の温泉で最も昭和の香りが残っている所を紹介したいと
思います。
まず一番目の温泉場は、世界的にも珍しい硫黄の濃度が高い川湯温泉です。
最近は阿寒温泉が外国人旅行客獲得に積極的ですが、温泉の質的には日本を
代表する温泉場といっても過言ではないのがここだと思います。
何故昭和の香りが色濃く残っているかというと活気が昔に比べてかなり
衰退している様な感じをどうしても受けている現実です。
温泉の質だけではいけない現実がいっそう昭和の良き時代だったころを
強調している感じがします。
昔の11PMで裸のウサギちゃんが出てきて川湯温泉を紹介するシーンを
偶然見たんですが、なかなか神秘的な温泉場の雰囲気がしていました。
昨日久しぶりに欣喜湯に行ってきたんですがイイですねやっぱり、
絶対他の温泉場では味わえない良さがここに有ります。
一度入ったら一生忘れられないこと請け合いです。


2017年4月3日月曜日

旅立ち

短かかった冬を道東で過ごし、北を目指して飛び立って行く野鳥達
来年はもっと成長して戻ってくることを願っています。

今年もあっという間に4月に突入し、新年度で新しい生活をスタート
させた方もいると思います。
そこでちょっと手抜きだけど本格気分を味わえるカレーの作り方を
紹介してみたいと思います。(もちろんオリジナルです。)
まず一日目、普通に家庭用のルーでハヤシライスを作ります。
残った物を冷蔵庫に保存して2目、普通だったらちょと水をたして
食べてしまうところですが、ここはちょっと多めに水をいれて、追加
したい具(人参、タマネギ、お肉など)を追加で入れて煮込みます。
そしてちょっとした物を入れていきます。
まず、ヨーグルト(おこっぺ産無糖)大さじ1、続いてスパイス(ガラムマサラ、
コリアンダー、フェヌグリーク、カルダモン、ジンジャー)いずれも小さじ
1/4、スパイス・ホール(キャラウエイ、クミン、オリジナルスパイス)いずれも
少々(本来は油で熱して香りを立たせるのですがここではそのまま投入
するので入れすぎ注意です。)オリジナルスパイスはホールを砕いて
入れます。私は市販品ではなく本当のオリジナルです。多くはペッパー
類ですが10種類以上入れています。
ここでリンゴ1/8のすり下ろしとヤマキ追い鰹つゆ小さじ1、
追加の具が柔らかくなったら火を止めてルー1コ(最近は完成度が高い
製品が多いのでそれを必ず避けてください、私は昔からジャワカレーを
使っています。)本格カレーは市販ルーを使わないですが、あえて使う
ことで誰でも本格カレーでもちょっとお家カレーの安心感が得られる出来に
なります。
最後に隠し味で、インスタントコーヒー小さじ1/2、3種のチーズ少々(四つ葉製品)
これを入れることで一段とマイルド感と深みか増します。
以上2から3人前を想定したレシピです。
作成工程は下処理がほとんどないので30分くらいで完成です。
ベースはデミグラスのハヤシが効いているので普通のカレーとはレベルの
違うおいしさを味わうことが出来ます。
ぜひお試しあれ(スパイスは好みがあるのでいろいろ試してみるといっそう
自分好みの一品に仕上がりますよ)