2015年3月19日木曜日

保護と餌付け(その2)

前回、丹頂についての保護と餌付けの取り組みを紹介
(自分がやっているわけでは有りませんけど)したので、
今回はオオワシとオジロワシについて考えてみました。
そもそも何故絶滅危惧種になってしまったか?
それはエサ場の減少が大きな原因になっています。
まあスケソウダラの乱獲でいまでは漁獲量も
お寒い状態が続いていると聞きます。
当然このままでは食べるものがなくなって餓死する個体が
増えてしまうのは当然の成り行きでしょう。
ここで根室の春国岱手前、風蓮湖の氷上で餌付けをしている
場所があります。
私の撮影場所はここが多い(実は羅臼は一度もない)ですが、
人と野鳥の距離感がきちんと考えられていると思います。
(撮影する方にしては遠すぎる?)
それに与える餌は風蓮湖の魚を凍らせブロックの状態で
何カ所かに置きます。
(個人がエサを与えることは無い)
当然すぐには食べられないので争奪戦が始まります。
これは人から与えられている感が薄れてより自然ポイ
状態を作り出していると思います。
この場所は有料でエサの確保をしていますが、行政や自治体も
少しは援助金を出して貰って自然のエサ場の復活をめざして
欲しい物です。(ムリでしょうけど)



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